一般・患者のみなさま
研究の参加について
- どのような人が参加できますか?
国立がん研究センター中央病院・東病院で通院、治療を受けられている患者さんの中で、病理学的診断により、現在腫瘍性病変を有すると診断されている方、またはこれまでの経過や画像検査などにより腫瘍性病変の存在が強く疑われている方がご参加いただけます。
- 参加・不参加による利益・不利益はありますか?
本研究は将来の医学と医療の発展のために行うもので、ご協力いただく患者さんご自身への直接的な利益はないことをご了承ください。一方で、ご参加いただくと、将来のがん患者さんのために、新しい薬剤や新たな併用療法の開発など、新しい治療法を確立する医学研究に貢献することができます。
ご参加いただかなくても、通常の診療に影響することはなく、なんら不利益を受けることはありません。また、研究への参加・不参加によりあなたの治療方針が変わることはありません。
- 費用はかかりますか?
研究にご参加いただくことの費用負担はありません。また、参加により謝礼をお渡しすることもありません。
個人の自由意志やプライバシーについて
- 研究参加の同意を取り消すことはできますか?
いつでも同意を撤回することができます。同意撤回の意思がございましたら、担当窓口(ncc_j-pdx_info(アットマーク)ml.res.ncc.go.jp)までご連絡ください。
- 個人情報は守られますか?
ご提供いただいた検体や情報は、個人が特定できないように無関係な記号や番号に置き換える「匿名化」処理を行い、厳重に管理されます。
検体や情報の提供について
- 検体や情報は、どこでどのように使用されますか?
国立がん研究センターを含む国内外の研究機関で使用されます。使用にあたっては、国立がん研究センターと契約を締結し、倫理審査委員会の審査を経た上で、大学などの研究機関や企業において、研究利用されます。
研究について
- 研究の成果を知ることはできますか?
研究成果は、学術論文や学会発表の形で公表されます。当サイトの「業績」にも掲載し、公開しております。
- 研究結果は個別に教えてもらえますか?
原則として、研究結果や解析により得られた情報を、個別に開示することはありません。
研究者のみなさま
試料の情報について
- 試料の詳しい情報を知りたいのですが、問い合わせはどこにしたら良いでしょうか?
担当窓口(ncc_j-pdx_info(アットマーク)ml.res.ncc.go.jp)までご連絡ください。
試料の利用について
- 試料の利用条件を教えてください。
研究機関や企業の研究者の方にご利用いただけます。ご利用にあたっては、必要なお手続きがございます。詳しくは、(「研究者の皆さまへ」のページの「J-PDXライブラリーのご利用について」)をご覧ください。
- 利用までの流れはどのようになりますか?
試料を用いた実験をどこでおこなうかにより手続きが変わります。詳しくは、(「研究者の皆さまへ」のページの「J-PDXライブラリーのご利用について」)をご覧ください。
- 提供可能な試料の量はどのくらいですか?
試料の種類やモデルによって異なります。詳しくは、担当窓口(ncc_j-pdx_info(アットマーク)ml.res.ncc.go.jp)へご相談ください。
- 試料は分譲してもらえるのでしょうか?
J-PDXライブラリーでは、人由来試料の取り扱いにおける倫理ポリシーを策定しており、国立がん研究センターからのお貸しだしのみとさせていただいております。ポリシーの策定背景や詳細については(「J-PDX倫理ポリシー」)をご覧ください。